ベナンで野菜?

西アフリカの国ベナンで野菜を育ててみました。2014.3.26-2015.9

畜産のNGO訪問(ちょっと主食のこと)

畜産をしているNGOを訪問しました。

魚、鶏、その他鳥類(ほろほろ鳥、アヒル、うずら等)、豚、ウサギがいました。

具来的な頭数は聞いてませんが、綺麗で整っている設備だと思いました。

肉用鶏とほろほろ鳥は、屋外で、同じ部屋に同居していました。鶏の赤ちゃんから大人まで、一緒に暮らしていました。

卵をとる鶏は、同じ年齢の鶏が、屋根のある部屋にいました。セメントで固められた、電球までついている部屋です。地面には、木のチップが敷き詰められていて、木のチップはベナンの木で、どこかから買って来ているそうです。

外では野菜も栽培していて、その地面に敷いてあったチップを肥料として利用しているようでした。具体的にどういう作業を経て肥料として使っているのかは、まだきいてません。

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鶏小屋の外には、何かの木の苗が。何用なのかわかりません。

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↑ウサギはケージで飼われていました。

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↑うずらです。

JICAとの関係があるらしく、日本のうずらもいましたが、日本のはベナンのうずらより大きいです。

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↑ナマズの養殖は、田んぼのような、土のプールで飼われています。餌は輸入されているらしいです。鶏糞も餌になるんではなかったかな、養殖の餌についても勉強しなくては。この地域は、ベナンで一番養殖が盛んに行われている地域だそうです。今は雨期だけど、水の管理をどうしているのか、謎です。

同僚とNGOの人で話が盛り上がってるから、質問するタイミングつかめず。

ちょっとずつ聞いて行こう。

 

鶏だとかのえさを作るところは、私の家の近くにあるけどまだ訪問せず。餌はトウモロコシと、いろいろな物が混ざってるらしいです。

ベナンでの人間の主食はトウモロコシです。でも米消費量が増えています。調理する手間が少なく、安い米と小麦が外から入ってくるらしいです。2001年米自給率30%代、2004年は米の自給率10%未満とのデータがあります。たった3年でそんなに変わるものなのか、データの信憑性が疑わしいですが、ぴっくりするデータです。2004年の米輸入額は1億ドルを超えたと言われています。米の増産が唱えられています。トウモロコシは高い肥料がないと育たなくなっています。

同僚に聞いてみたところ、米の自給率の数字に関してはわからないけど、たくさん輸入していることは確かだとのこと。トウモロコシは国産ばかりで、輸出もしているようです。ベナンの主要産業として綿がありますが、トウモロコシは、産業とまでは言えない状況らしいです。

同僚に、なんで日本のお米は輸出しないのか、と言われて、高いから、としか答えられなかったけど、あまり納得していなかった。日本の米は余ってるけど、米不足で困っている人が買えるような値段ではない。

日本の米の味は特別だから、富裕層向けなら、世界中に売り出してもいいような気がするけど、そんな簡単な問題ではないんだろうな。なんで日本の米ってあんなに違うんだろう。