最近の庭と、これから育てたいもの
働いている事務所の前のスペースで自由に使わせてもらっている畑があります。
鶏に食べられても何の対策もせず、肥料を買いにいくこともせず(肥料を少量だけ買える場所が見つかりません)、気が向いたときに米ぬかをほんの少し撒いてみたり(おまじない?)と言う、私の気の向くようにやっている畑です。
最初は水道使えないから水やりもしていなかったのですが、水やりしなきゃいけないという忠告をくれる人がいるだけで、しばらく水があげられませんでした。最近は水道の栓を手に入れたので、水やりは出来るようになりました。
お粗末な畑で恥ずかしいですが、野菜は少しだけ育っています。
いい加減、ボカシ肥を作らなきゃと時々自分に言い聞かせています。
左からトウモロコシ、一株だけ生き残った津久井在来大豆、にんじん、カブです。
もう少し右の方に、少しだけ生き残っているキャベツとか、一株だけ白菜とか、トマトとか、ビサップが植わっています。
肥料をあげていないので、みなさんゆっくりと成長しています。
鶏は、カブを全く食べないようです。カブの成長が一番よいですが、肝心の根っこの部分が大きくなる兆しありません。でも葉っぱが美味しいです。
トウモロコシは高さ1メートルになるかならないかというところで、花を咲かせました。もとから、種撒く時期が遅いからこうなるだろうと言われていたのですが。
一株だけ生き残った大豆は、小さい実を付け始めました、ちゃんとマメになるだろうか。
台所でモヤシになっていたトマトは、ちゃんと芽を出しました、ちょこちょこ移植しています。
ジュース用に売っているビサップ(ハイビスカス?)から救い出した種も、発芽しました。発芽率50%くらい。農業促進センターという職場で、ビサップの育て方を知っている人はいません。どこの地域で育てているのかもわかりません。でも、ある農業NGOの技術者の人が、ビサップはおかねになるから良いし、ここでも育てれば育つと言っていたそうです。肥料をあげてないせいもあるのかもしれませんが、今のところちょっと弱々しく育っているように見えます。
以前書いたブログ
私の住む地域では、野菜の栽培はそんなに盛んでないようです。トウモロコシ、ササゲ、キャッサバ、モロヘイヤ、葉物野菜はよく見られます。ベナン人の食卓で毎日見かけるニンニク、タマネギ、トマト、オクラなど栽培できたらよいなと思っています。(ショウガも毎日のように使う食材ですが、ショウガは家庭で育ててることが多いのかな?そんなに沢山買うものではなさそうです。)
あと甘い飲み物が好きなベナンの人はブラジルやフランスの砂糖を使っています。サトウキビはたくさんあるのですが、かじって楽しんでいるようです。ベナンに一つだけ砂糖工場があるという話を聞きました。中国人が経営していて、作った砂糖は輸出しているらしいです。