落花生種まき
職場のすぐ横にある畑はトウモロコシが植わっていたのですが、とっても育ちが悪いです。土が貧しいのです。同僚が、土を肥沃にするための実験として、落花生を栽培することにしました。
落花生を栽培した後、トウモロコシがよく育つのではないかと期待しています。
写真は、7月に撮った写真です。確かに育ちが悪いです。このときはトウモロコシと落花生の混植を実験していました。普通は畝を立てるのにここでは畝を作っていません。
これと同じ場所で、つい数日前まで草むらだったところを警備員さんが草刈りしました。
のこぎりのギザギザがないような道具で、草刈りをします。ここで草刈りというと、普通は、この道具か柄の短い鍬を使います。
草刈りの翌日、高校生の男の子が畝を立てました。
畝の種を播く場所と、隣の畝の種をまく場所の間隔は80cmにしなければいけないと言われ、木を80cm切って、隣の畝と見比べながら、綺麗に畝立てします。
畝立てした次の日に、種まき。落花生の殻を剥きます。
そして、種と殺菌・殺虫剤を混ぜます。これは素手で触ってはいけないので、ゴム手袋をするか、黒いポリ袋を手にまいて、作業します。
アフリカの地図が書いてあるこの薬、同僚は去年から売り始めたと言います。一袋800cfaつまり160円くらい。高くないと思います。生産者全員が使っているわけではないけれど、多くの人が使ってるらしいです。
一袋50g。
綿花やインゲン、野菜、米の場合は種10kgに対し一袋。
トウモロコシ、粟、ソルゴーには種5kgに一袋と表示されています。
まあ目分量で使うのですが、ちょっと多めに使っていたように見えました。
ここの人は薬はいいものという考えでお金さえあれば薬は使った方が良いものだという考えの人が多いように思います。薬神話。皆薬が好きそうです。確かにマラリアだとかは薬があれば治るのかもしれません。
落花生も裸足で播きます。種を触る方の手はゴム手袋かポリ袋。足で穴をあけて、3粒落として、足で土をかけていきます。
落花生の殻は畑の通路に捨ててありました。翌日鶏さん達がつついてました。
ベナンの落花生はとってもおいしいです。