牛糞堆肥
一応毎週通っている畑がありまして、グランド・モーレルという、ここでは一般的な葉物野菜(ナス科)の種をまきました。
こっちの人は、種まきと同時に堆肥を撒くようです。日本では、堆肥入れてから種まきまでしばらく時間をおくのが普通だと思うのですが。撒いた堆肥は牛の堆肥です。
↑撒いた堆肥。畑の隅っこに雨ざらしにしてありました。たくさん雑草が生えていて、小さいミミズがたくさんいました。
ここの牛は小柄でそんなに水も飲まないし、草ばっかり食べてるようです。草ばっかり食べてたら、なんとなく優しめな肥料になりそうな気がします。日本の牛乳絞る牛は水をたくさん飲んで、糞はびちょびちょしているイメージですが、こっちの牛糞はびちょびちょしてません。
種をばらまきして、土を被せる代わりに、その牛糞堆肥をパラパラとかけて種まき終了です。
↑種撒いた直後は、そのへんにある木の葉っぱを被せました。
堆肥の効果が知りたくて、堆肥を撒いたのと撒かないのとで比較しています。
↑種まきから10日後
土の色が違うのも手伝って、堆肥を撒いた方がよりはっきり成長しているように見えます。
↑左が堆肥撒いた方で、明らかに早く育っています。
↑伝わるかわかりませんが、種から出た瞬間の力強さも、堆肥ありとなしでは差があるように見えました。
農家さんからしたら、堆肥がある方が早く成長するから、堆肥はあげた方がいいに決まっている、という考えです。
確かに、家で飼ってる牛糞の堆肥を使ってるわけだし、堆肥使うことに何も後ろめたいことはないような気がしますが、堆肥を使わない方法があって、日本では堆肥使いすぎておいしくない野菜が出来てしまうことがあるとか、硝酸態窒素の問題とか、堆肥を使わないメリットも、きちんと伝えられるようになりたいと思っています。