孤児院の畑
最近は週に一回孤児院に通い始めました。
水道もあるし、建物も立派です。
とっても綺麗に畑をやっていて、鶏300羽、豚36頭、ウサギ200羽、七面鳥12羽と動物も飼っていて、興味深いです。とりあえず通ってみることにしました。台所係もあるので、料理も倣えたらよいなあと考えています。
今は45人の子どもが暮らしています。8歳から16歳までの子どもです。ここに住んでいる子ども達の多くは学校に行っているのですが、ベナンの学校は、今3ヶ月間のヴァカンスなので、子ども達は一日中この施設の中で、働いたりサッカーをしたりおしゃべりをしたりご飯を食べたりして過ごしています。
朝八時に行くと、もう子ども達が畝を作っていました。この子は黙々と綺麗な仕事をします。
綺麗な畝が出来た後は、堆肥を撒きます。畑の仕事は男の子の仕事で、女の子は料理の仕事をするようです。
堆肥を撒いた後は、このグランドモーレルというナス科の葉物野菜を抜いて、植え替えます。
植え替えた後。左手で苗を抱えて、右手だけで植えていきました。指の跡が残ります。
↑これは動物の糞をためている山です。あと、豚にあげた雑草の食べ残しや、ココナッツのカスやら、パーム油を作った後のかすやらが入っています。畑にまいているのは、1−2ヶ月雨ざらしになったあとです。
↑このたらいに堆肥を入れて、みんな頭の上にのっけて畑の近くまで運びます。大勢でやると早いし、大抵の子はちょっとずつさぼりながらやっているようです。
↑畑の近くに深さ1メートル、直径2メートルくらいの穴があって、そこに堆肥をためていました。
↑堆肥の上には葉っぱを敷きます。
↑元気ですぐ遊び始めてしまう子ども達を指導するのは大変そうです。
↑パイナップルもありました。実のできかけっぽいです?
お祭りがあるときは、男の子達が動物をさばくらしいと聞きました。
ここで何か活動できればよいなあと思いますが、まだいいアイデアが浮かびません。
子ども達は別れ際に必ずと言っていいほど「次はいつ来るの?」と聞いてきます。
学校が始まったらまた雰囲気も変わるだろうし、乾期にトマトも植えると言っていました。とりあえずウロウロしていたいなと思う場所が増えました。
スイートコーンが育ててみたいと言われたので、スイートコーンも育ててみて、他にも何か日本の野菜でも育てるのも良いのかもしれません。