ベナンで野菜?

西アフリカの国ベナンで野菜を育ててみました。2014.3.26-2015.9

ベナンの文房具

一ヶ月ぶりに任地に戻ると、ノートや教科書を売っている場所が増えていました。

 

7月頃から始まったバカンスも終盤になり、新学期が近づいています。

通学する学生は鞄を持たずにノート一冊とボールペン一本だけ手にもっていることが多いです。身軽でかっこいいな、と思っていましたが、通学鞄も売っている所が増えました。

買う人がどれくらいいるのかはわかりません。

ベナンに来て不思議だな、と思ったことの一つが、物を書くときに鉛筆を使う人がほとんどいないことです。(でも私、物を書く人を沢山みてきたわけではないのです。)シャーペンは売ってるのを見たことがありません。

ベナンでノートを買って使ってみてわかりました、鉛筆だと字が読みにくいくらい、罫線の幅が狭いのです。

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なぜこんなに細い罫線なのでしょう?謎です。

ベナンでは大抵青色ボールペンを使います。青色の方が、ノートに書いたときに読みやすいのと、おそらく青色ボールペンの方が安価です。ボールペンはドイツ製が多いです、スイス製も同じ値段でした。

ベナンの人は一本のボールペンを大事に使いますが、インクを使い切った後の処理を考えるとちょっと憂鬱になります。

罫線の少ないノートを売ってほしいです。

ノートに書きにくいですが鉛筆も売っています。(家具屋さんとかが木をノートにして鉛筆を使っていました。)

B5サイズくらいの黒板もよく売っていて、チョークで書いたり消したりして使っているようです。かわいらしいので私も買ってみました。書いた字を消しにくいです。

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↑今まで買ったノート、ファイル、ボールペン。ノートの裏表紙は、かけ算が書いてあることが多いようです。あるノートの裏表紙は12の段のかけ算まで書いてありました。

ベナンの識字率は低いらしいですが、生活の中で字を読む機会はとても少ないです。日本人だったら、暇さえあれば活字が読みたくなる人が多いと思いますが、ベナン人は暇な時、ぼーっと眠そうだったり疲れてそうなことが多いような気がします。会議のときも平気で突っ伏したり。売り子さんもベンチで寝転がったり。頭の上に物を乗っけてるときはシャンとしてますが、椅子に座るのが苦手なのか?不思議です