エボラ騒ぎ
西アフリカで、エボラ熱という病気が流行っています。
エボラのウイルスは、発症者との直接接触しないかぎり感染しないので、病人や死体と接する機会のない人は、ほとんど感染することはないと言われています。
感染者を隔離する能力のある先進国でエボラ熱が流行することはまずないそうです。
ベナンでの発症者はまだいないのですが、隣国ナイジェリアでは発症者がポツポツと出ているので、緊張しています。
今月初めに、ベナンでも感染の疑いがある人が死亡したとの噂があり、疑いのあった地域付近で活動している青年海外協力隊員は、首都の隊員連絡所にきて、エボラ熱の潜伏期間である3週間の間は、経済首都コトヌーで生活するようにと指示されています。
結局、ベナンで疑いのあった人はエボラでなかったそうで、結核かなにかだったのではという話です。
私たちがエボラにかからないように、万全の体制を整えていただけるのはとてもありがたいことですが、3週間も活動できないのは、違う意味で病気になってしまいそうです。
任地の畑は雑草ぼうぼうだろうなあ、野菜は育っているかなあなどと考えています。
8月いっぱいは、経済首都のコトヌーで生活する予定です。