ピーナツヌガー下準備
以前ヌガーを作った時、ピーナツは既に練られた状態になっていました。別の日に、その下準備としてピーナッツを炒るところから、見学させてもらいました。
まず、用意するもの
砂(庭にある木の根元から採取、ざるでふるいにかけ、ごろ土は庭にポイ)
次に、質のいいピーナッツ。殻は既に剝いてあるものを購入していました。
砂とピーナッツを火にかける。15分ほどかき混ぜながら炒めるのですが、煙が目にしみるのが、大変です。(砂があることで、よく炒められるそうです。)パン屋さんのオーブンなど使ったら楽チンそうだなと思うのですが。
いい塩梅になったら、ふるいにかけて、砂を落とす。(炒めすぎないように)
そして押しつぶします。この押しつぶす石の道具は、ベナンでよく使われます。まな板は使わないベナン人なのですが。
トマトとか、ショウガとか、唐辛子とか、これですりつぶします。日本でも使いたい道具です。
そして、大きいお盆に入れて、薄皮を吹き飛ばします。これは中々難しいです。この男の子もまだ修行中です。この子より小さい子どもは、食べるときに使う小さいお皿で、吹き飛ばす仕事をしていました。
完成形。
2等品のピーナッツも混ぜます。3年以上前のヌガー作りでは、2等品だけで作っていたので、すぐ壊れてしまったそうです。
2等品と一等品のミックス、完成。これを粉々にする機械屋さんに持っていって、受け取れば、下準備の完成です。
この粉々にする機械屋さんは、とっても繁盛しています。トウモロコシや、ミルや、キャッサバ等、ベナンの人は、色々な粉を毎日調理します。どの種類でも同じ機械で粉々にします。ピーナッツは脂っこいので、一日の最後に粉々にしてもらいます。
下準備が終わったら、前回のブログに続きます