インゲンの種まき
職場の事務所を守ってくれている警備員さんは、職場の周りの畑でトウモロコシ、キャッサバ、インゲン豆などを育てています。
今週は、警備員さんは赤いインゲン豆の種まきをしていました。
ちなみにインゲン豆は、乾燥してから収穫します。
米と一緒に炊かれて赤飯のようにして食べるのが主流のようです。赤飯と言っても、餅米ではないし、ごま塩でなくて、辛いソースをかけて、時々スパゲッティをのっけて、時々ゆで卵や魚をのせて、かき混ぜるご飯です。路上で女性がよく売っています、ゆで卵や魚を乗せなければ、20円でお腹いっぱい食べられます、(卵や魚を乗せると40−50円です)
ここは夜中から朝方にかけて雨が降ることが多いです。朝まで結構な雨が降った日でも、朝早くから警備員さんが畝作りをしていました。
日本では大雨の後、畑がぐちゃぐちゃでしばらく畑に入れないことが多いですが、ここでは、雨が降った直後でも、畑がぬかるんでいませんでした。
まずは、雑草のたくさんある畑に、畝を作ります。前作った畝を崩し、雑草をひっくり返して、土の中に入れてしまいます。前回通路だった場所に、新しい畝を作っていきます。(前、畝のあった場所が通路になる。)
雨の後でもぬかるまないのは、この雑草のおかげでもあるようです。
畝を作った後、左手に種の入った黒いビニール袋を下げて、畝の上を裸足で歩きます。足で穴をあけて、右手から3−4粒の種を落とし、足で土をかけて踏んで行きます。
種まき終わった後の畝は下の写真のようになりました。等間隔で植わっています。
ちなみに、雑草だらけの畑を耕すと、放し飼いの鶏が、畑をつつき回ります。何をつついてるのかな、と観察すると、大量の蟻がいました。蟻が白い物を運んでいますが、白い物はなんだろう。アリとキリギリスでは、冬前に働き者の蟻が食料を蓄えていましたが、この年中暖かいベナンでも、今は蟻が働く時期なのでしょうか。いつも蟻は働いているのでしょうか。
種まきから数日後、みんなきれいに芽が出て来ていました